
精油の使い方で、気をつけることは、思ったよりたくさんあります。
ひとつひとつの精油について、
ひとりひとりの体調や体質について、考えていったら、
ここには、とても、書ききれないほどの「注意すること」があるのです。
ここには、おおまかなことだけを書いておき、
あとは、実際の使い方「化粧水の作り方」など、
それぞれのページで、述べることにしましょう。
<基本的なこと>
○4ヶ月に満たない妊産婦は精油を使用しないこと。
○4ヶ月以上の妊産婦は精油濃度1%未満で使用すること。
○病気のある方は安易に使用しないで下さい。
マッサージしないほうがいい場合があります。
○乳幼児の肌にはつけないこと。
○子供や老人には濃度を薄くして使用する。
○肌につける場合はパッチテストをしてください。
(実際に使う濃度のものを腕の内側につけて、20分くらい様子を見る)
○肌に異常を感じたら、精油を入れてない植物オイルを塗って薄める。
○状態が悪いようなら皮膚科へ行って下さい。
○アロマテラピーは自己責任のもとに行うものです。
(誰かにすすめる場合も、実施するのは相手の自己責任であることを言うこと)
<精油を保管するときの注意>
○直射日光の当たらない、30度以上にならないところに保管する。
○精油ビンは縦に置く、(横にしておくとプラスチックに精油が長期間
接触してしまい、容器が溶けることがあります)
○ビンのふたをしっかり閉める(精油は揮発性、可燃性です)
○子供の手の届かないところに保管する。
○万一、飲んでしまったら、吐かせずに大量の水を飲ませて病院へ。
<良い精油の選び方>
以下のことが記入されていることが、良い精油を選ぶ目安になります。
○学名、抽出部位、原産国、抽出方法が、記入されている。
○抽出されたロットごとの番号が記入されている。
(ロットごとに成分分析がされていることが望ましい。
ホームページ上で成分内容を公表しているメーカーや
分析表を有料で郵送してくれるメーカーもあるが、
精油購入時に必ず成分分析表がついてくるメーカーはほとんどないのが現状)
<特に注意する作用について>
「光感作作用」
柑橘系の精油にはフロクマリンという物質が含まれているため、肌につけた部分が日光に当たると、シミの原因なることがあります。
レモン、オレンジ、ベルガモット、グレープフルーツなど柑橘系の精油が含まれているオイルなどを使った場合、4〜5時間は外に出ないでください。
夜、使えば大丈夫です。
「ケトン」
ケトンという物質には神経毒性があると、いわれています。
少量含まれている精油を効果的に使用すれば、脂肪を溶かすなど、
たいへん有効なものですが、気をつけて使う必要があります。
妊産婦、てんかんの人はケトンが含まれている精油を使用しないこと。
ラベンダーは種類によって少量〜多量のケトンが含まれています。
(ケトンが多量に含まれているのは、ラベンダー・ストエカスですが、
他のラベンダーにも少量のケトンが含まれています)
「エストロゲン様作用」
女性ホルモンに似た作用がある精油もあります。
生理痛、更年期障害に効果がありますが、妊産婦は使用できません。
(クラリセージ、セージ、スターアニスなど)
<最後に>
このほかにも、精油ごとに注意することがありますが、
芳香浴やルームスプレー、入浴剤など、直接肌につけない場合は、
それほど、心配せずに使用できます。
ただし、香りを嗅ぐだけでも、少量の芳香分子が肺から血液中にまで、
入るので、体調によって気分が悪くなることはあります。
浴槽に入れる場合は原液を入れずに、専用の乳化剤か牛乳、
または40度以上のウォッカなどで、薄めてから入れてください。
○精油の使用についてはすべて自己責任の元に行ってください。